中山道大井宿

大井宿は中山道六十九の内江戸から数えて四十六番目の宿場です。江戸時代になって大井宿は、中山道の宿場として栄えました。
特にここから分かれています下街道は、起伏が少なく、名古屋の近道で、伊勢参宮の客もよく利用しました。
坂をおりて宿内に入りますと、道がくるくる曲がって、わずか七町のうち六ヶ所も枡型を作っています。これは築城古談によりますと、ここに城下町を作る予定であったとあります。

大井宿
町並みは、横町、本町、竪町、茶屋町、橋場と続きます。
当時は町中の道も割合に広く、
全部の家が板葺きでした。
宿の人は農業と商業を兼ねた者が多く商売も繁盛しました。
(岐阜県歴史資料保存協会会長太田三郎氏『濃飛の古道』より)
中山道大井宿案内図
